出会い系で被害にあったらどこに相談すればいいの?

mazuha-soudan

【1】まずは消費生活センターに相談

金銭的な被害を被った場合は消費生活センター(消費者センター)に相談する事をお薦めします。
ネットで【地域名+消費生活センター】などと検索するか 全国の消費生活センター を見てください。

わからない人は、とりあえず以下にTEL。
消費者ホットライン(全国共通)
局番なしの188

年末年始(12月29日~1月3日)以外OK。

つながらない場合は以下にTEL。
国民生活センター平日バックアップ相談
03-3446-1623
平日の10時~12時&13時~16時

警察署といいたいところですが、現在の日本の法律では、警察が積極的に動いてくれるということはまずありません。被害届を受理しないことすらあるといいます。警察というのは、苦情の件数ベースで動きます。つまりどんなに違法だろうが、それで苦情を言う人がいなければ動かないのです。特にネット犯罪の場合は・・・。

警察署への相談が有効なのは、自分を含めた被害者が複数人いる時のみです。自分1人だけであれば、まずは消費生活センターに電話をかけて相談したほうがいいです。これら2つの機関の良さは、何より無料だということ。しかもその道のプロですから、1人で悩んでいるよりも、遥かに良い解決方法を見つけてくれるでしょう。

【2】いきなり弁護士や興信所は絶対NG

いきなり弁護士や司法書士に相談するのは、オススメできません。なぜなら、この2つは民間企業なので、必ず相談料や着手金などといった料金が発生するからです。

お金を払ったはいいが、被害金を取り戻せないでは元も子もありません。弁護士や司法書士に相談するのは、消費者センターで相談して、それでもどうにもならなかった時だけにしておきましょう。

弁護士も良否判断が必要です。依頼する前には必ず「弁護士名+処分」で検索をしましょう。そして必ず、所属弁護士会に過去の処分経歴の有無を問い合わせしましょう。世の中、良い弁護士ばかりではないのです。

さらに最近はニセ弁護士事務所も乱立しているので、これも注意が必要でしょう。サイト作りが一見「弁護士事務所風」なので、一般の方は区別がつかないと思います。

いきなり探偵(興信所)を使ったりするなど愚の骨頂です。探偵1人を1週間雇うと、だいたい50万円位かかりますから、すぐに被害金額を上回ってしまいます。探偵を雇うのは、パートナーの浮気を確信したい時だけにしておきましょう。

【3】被害金額を取り戻すために必要なもの

さて、本題に入ります。
まずは用意するものから。

[1]被害の経緯の情報
・サイトを知ったきっかけ、登録のいきさつ
・登録した年月日、登録していた期間
・自分のニックネーム・ID・メールアドレス
・使用していたPC、または携帯の機種
・やりとりしていたサクラの名前、プロフィール
・メールやり取りの内容

上記をできる限り保存しておきます。なるべくなら全てプリントアウトしましょう。特に出会い系サイト内のメールBOXの内容は1~2週間で消えるようになっています。苦情の電話をする前に、必ず画面メモなどをして、それをプリントアウトしておきましょう。待ち合わせをスッポかされた回数やそこに行った時の交通費なども、覚えていればメモしておきましょう。

[2]被害金額の情報
・支払いをした日時・回数・金額・方法
・銀行の振込明細書やカードの明細書
・決済に使用したWEBマネーの種類や番号

上記をまとめます。消費生活センターに行ったときに、手際よく相談員に概要を伝えられるよう、できれば1枚の紙に全て記載しておくといいでしょう。カードの明細書が手元にない場合は、カード会社または決済代行会社に連絡すれば、郵送してもらうことができます。銀行の振込明細書がない場合は銀行へ連絡すると再発行してくれるようです。

そして、返金作業が終了するまでは、サイトを退会してはいけません。そのまま騙されているフリをして、水面下でなるべく多くの情報を集めてください。証拠の多さが決め手になります。

[3]相手方の情報
・サイトの名前・URL・アドレス
・運営会社・住所・電話番号・責任者名
・料金形態・利用規約・プライバシーポリシー
・第二種電気通信事業番号の有無
・インターネット異性紹介事業番号の有無
・トップページのキャプチャ(スクリーンショット)

上記も可能な限り保存します。サクラサイトが携帯版しかないのであれば携帯の画面メモ&別紙にメモ。PC版があれば、全てプリントスクリーンを使ってスクリーンショットを撮ってプリントアウトしておきましょう。
※わからない人は「プリントスクリーン 方法」で検索。

【4】被害金額を取り戻せる確率は?

よく聞かれるのですが、ハッキリ言ってこれはわかりません。僕は今まで約1000人以上の相談にのってきましたが、アッサリと返金に成功した人もいれば、交渉に何ヶ月もかかったあげく逃げられてしまったり、途中で心が折れてしまった人もいました。

それはひとえに、この返金作業の労力の多さにあります。自分で出会い系の運営会社やカード会社宛に内容証明や通知書といった公的な文書を作成したり、さらにはこれらを配達記録などで郵送したりといった手間があるのです。精神的なコストも計り知れないでしょう。

いくら以上であれば返金作業をした方が得か?ということは人それぞれ違うと思いますので、これに関しては労力と成功率の費用対効果を考えた上で、返金作業をおこなうか否かを自分で判断するしかないと思います。やはり、当たり前ですが、一番大事なことはそのような悪質なサイトに登録しないということです。

・無名サイトに登録しない
・無料サイトに登録しない
・エロい感じのサイトに登録しない

この3つさえ覚えておけば、被害にあう確率はぐっと低くなります。そして、もしあなたの友達が変なサイトで遊んでいるようなら、注意してあげてください。声をかけて、そして教えてあげてください。

あなたが未成年者や学生さんだった場合は、とりあえず1人で悩まずに誰か信頼できる大人に相談してみましょう。人間、1人でできることなんて少ないんです。あなたの悩みなど、1秒で解決してしまうかもしれません。本当です。大人をナメちゃいけません!!

ついでに、通報先の一覧を載せておきます。先ほども言いましたが、警察は「苦情の件数ベース」で動きます。なので1人でも多くの人が通報すれば、それだけ悪徳業者が減るかもしれません。被害金を取り戻すとまではいかなくても、次の犯罪の抑止力になりますので、被害にあった人は是非下記に通報してください。

都道府県別 警察のサイバー犯罪相談窓口
迷惑メール相談センター
迷惑メール情報提供

【5】返金作業チェックリスト

返金作業のチェックリストを作りました。
以下の手順に従って準備をし、証拠が揃ったところで消費生活センターに電話をしましょう。

[1]まずはサイトに怪しまれないように、メールの頻度を減らしつつ、ログインできる状態をキープする

[2]サイト名・URL・会社名・TEL・メアドなどをメモする

[3]登録した経緯・やり取りしていた期間などをメモする

[4]サクラの名前をメモし、写真をできればダウンロードしてプリントアウトする

[5]メールのやり取りの内容を可能な限り保存し、できればプリントアウトする

[6]支払い方法・回数・金額などをメモする

[7]振込明細やWEBマネーの番号、クレジットカードの明細などを用意する(なければ再発行をしてもらう)

[8]地元の消費生活センター、又は局番なしの【188】に電話する

 
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