※画像と記事は関係ありません
ある出会い系をやっていた時の話です。僕は昔から出会い系が好きで、大型連休などの暇を見つけてはちょこちょこを利用していました。彼女がいる時もあったんですが、どうしても出会い系遊びはやめられなかったです。
3年ほど前のある日。その日もスケベを心満載で掲示板を深~く検索していると、ある一人の女性の書き込みを見つけました。その女性は人妻だと堂々と名乗っており、文面がちょっとイヤらしく、よくあるサクラか援デリ業者を思わせるような内容でした。A子さんとしておきましょう。
物は試しとメールを送り、何回かやり取りをしました。どこかへ勧誘されるわけでもなかったので、すぐに素人だとはわかりました。首から下の写真しか載せていなかったことがリアル感を増しました。しかし、A子のそのイヤらしそうな腰つきは、私の助平心を盛り上げるには十分でした。
市内の某カフェで会う約束をして会いました。僕の経験上、初回からホテルに誘うと、失敗する確率も高いし、その後の継続率も低いです。その法則に従って、初回はお茶だけで紳士的にバイバイしました。
2回目になると、だいぶお互いの緊張もほぐれます。初回でホテルに誘わなかったことで、女性からの信用も獲得しています。「ホテルとか行ってみますか?」「行きたいんですか?」パーフェクトな流れです。
そこから僕とA子の大人の関係がはじまりました。だいたい月に2度ほどのペースで会うようになりました。共に30代前半。●欲もお互いに旺盛な時期でした。
慣れてくると、ホテルの部屋の中で待ち合わせをするようになります。本当にお互いが体だけを求め合った関係だったと思います。ベッドの上では、お互いに欲望を開放している感じがありました。
体だけの関係の場合、人妻は好都合です。独身だと、いずれは結婚…みたいな話に発展しますから。経験した事のある人なら知ってると思いますが、人妻との不倫は麻薬みたいなもので、中毒性があります。やってはいけない事をやるというのは、なぜあんなにも快感なのか、本当に不思議です。
そんな関係が3ヶ月ほど続いたある日、知らない番号から着信がありました。「●●●●さんの携帯電話でよろしいですか?」フルネームで言われたので「はい」と返事をすると、なんとA子の旦那と名乗る人物でした。もうパニックです。
ちょうど会社で仕事中だったのですが、非常に慌てたの覚えています。あとでかけ直すと約束をして、電話を切りました。仕事が終わるまでの間、何も手につかなかったのは言うまでもありません。最悪、損害賠償請求なども考えます。嫌な妄想ばかりが頭をよぎります。
仕事が終わって、電話をしました。そこで話された内容は、まさに耳を疑うようなものでした。簡単に言うと、「あなたと知り合ってからの妻はとても機嫌が良い。今のまま関係を続けてほしい」というものでした。はい…??
不妊ということもあり、夫婦生活が何年もなく、それが原因で離婚話を持ち上がっていたところなんだそうです。しかし少し前から妙に妻の機嫌が良いので不思議に思い調べてみると、僕と会っていたということを突き止めたというのです。
「大変失礼とは存じましたが、色々と調べさせてもらいました」電話の向こうの、おそらくは初老の紳士は、嫌味ない口調でそう話しました。もうドッキリを通り越してます。
初老の紳士は、僕に感謝していると言いました。「どうか今後とも妻をよろしくお願いします」顔も見てませんが、社会的地位の高い人物だということは、なんとなく分かりました。もう「はい」としか言えません。電話はそれで終わりです。とりあえず、損害賠償じゃなくてヨカッタと胸を撫で下ろしました。ここから、旦那公認の不倫がスタートします。
その後も関係は続きました。いや、続けざるをえません。なにせ旦那から不倫続行をお願いされているのです。「禁じられた遊び感」は若干目減りしたものの、また別の快感がそこにはありました。もちろん、A子には僕が旦那と通じてることは秘密です。口が裂けても言えません。
数ヶ月経った頃、また初老の紳士から電話が。今度は何かと思い聞いてみると、なにやらモゴモゴしています。言い方は遠回しでしたが、要するにA子とのハメ撮り写真を送ってほしいとのこと。なんでも既に男性自身が機能しておらず、妻のそういう表情を何年も見ていないのでお願いしたい…とのこと。
もはや何フェチかも分かりませんが、こちらは弱味を握られてる身、従うしかありません。直後の蜜月時にドサクサに紛れてスマートフォンで動画を撮影して、送りました。画像と言われたのに、気が動転していたのか僕は勘違いしていて、動画を送ってしまったのです(笑)
紳士はとても興奮した様子でした。その後も「よろしければ、また送ってほしい」そんな風に言われ、ハメ撮りしては紳士に送り…を何度か繰り返しました。このことをA子に話したらどうなるんだろう…危険な好奇心が時折、悪魔のように囁きますが、その度に自分を律します。
A子と紳士と僕の奇妙な三角関係は、今でも続いています。
「MATT様」ご投稿ありがとうございました。(鬼島)
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