出会い系のサクラに多い名前ランキング

出会い系サイトやマッチングアプリで暗躍するサクラの名前には特徴や流行があります。そしてそれは時代と共に変化します。ここでは「ここ2~3年」でよく使われたサクラの名前をランキング形式で紹介したいと思います。これらはあくまで僕の雑感ですが、日本で最も多くのサクラを見てきていると思うので、だいたい合ってると思います。

ここに名前が挙がっているからといって100%サクラというワケではもちろんありませんが、一つの指標として参考にしていただければと思います。繰り返しますが、以下は「ここ2~3年の傾向」です。なので、このランキングも随時更新していきます。それではまいりましょう!(ユーチューバー風に)

【1位】ゆう(優・悠・YOU)

はいブッチギリの1位は「ゆう」になります。男女両方の「ゆう」が登場する出会い系もあるぐらいです。短いのでネットの口コミなどでも目立ちにくく、また読んで字の如く優しいイメージがあるので、サクラには最適なんだと思います。「ゆぅ」「ゆー」などと表記しているものも散見されます。

【2位】ひな(雛・陽菜)

どこの出会い系やマッチングサービスにもいるサクラ、それが「ひな」です。「ひな祭り」という日本の伝統行事もあるぐらい「ひな」という字は女の子の象徴として古くから日本人には親しまれています。可愛らしさや女性らしさ、また健気さを想起させる名前なんだと思います。

【3位】りん(鈴・凛)

悪徳出会い系業者は、サクラのバリエーションに厚みを持たせます。男性会員の多種多様なニーズに答えるためです。つまり優しい雰囲気のサクラも作れば、クールな雰囲気のサクラも作るのです。後者によく充てがわれるのがこの「りん」という名前です。クールタイプの女性の他、不思議ちゃん系の女性にも使われる傾向があります。

【4位】しおり(詩織・栞里)

夏になると増えてくるのが「しおり」「なつみ」「なぎさ」「みなみ」といった夏や海を想起させる名前です。とくに「しおり」はどこのサクラサイトにもいると言っても過言ではないぐらい多いです。字的に「しおらしい女性」という雰囲気を醸し出せるから…なのかもしれません。

【5位】まなみ(愛美・真奈美)

「まなみ」も昔から非常によく登場する名前です。ニックネーム風に「まなみん」などと表記しているケースも多いです。この名前が多い理由としては、やはり小西真奈美さん、橋本マナミさん、本上まなみさんなどの美人芸能人が多いからだと推測されます。愛美と書いて実は「あいみ」だというオチを用意している時もあります。

【6位】かおり(香織・佳織)

「かおり」と聞いてあなたは何を想像しますか?ふりかけですか?水森かおり?僕は漫画シティーハンターの槇村香(冴羽獠の相棒)です。なぜこんな事を書くかって?それは書くことが思いつかなかったからです(笑) 理由は不明ですが、昔から「かおり」というサクラは多いです。

【7位】あすか(飛鳥・明日香)

業者は女の子の画像をネット上から拾ってきて、その雰囲気を見て、それっぽい名前をつけたり、それらしい職業や趣味等を設定します。その時に日本美人、和風、古風という印象の女性に付けるのがこの「あすか」という名前です。決して今時ではないですが、根強い人気を誇っています。

【8位】はるか(春香・遥香)

「はるか」も昔から多い名前です。綾瀬はるか、井川遥、福原遥といった名だたる美女芸能人にあやかろうとしているのかもしれません。イメージ的にも女の子らしくて爽やか、またどこにでもいそうなので風評被害対策としても最適なのでしょう。

【9位】はるな(春奈・遥奈)

「はるか」の次ぐらいに多いのが「はるな」です。よく「このサイトのハルナはサクラですか?」みたいなコメントを頂くんですが、よくよく調べるとそれは「ハルカ」だったりします。男性ユーザーの記憶を曖昧にするため、ハルカ&ハルナはセットで登場する事が多いです。サクラ業者の風評被害対策なのでしょう。

【10位】くみこ(久美子・くみ子)

ここに来て初めて「子」が付く名前がランクインしました。「くみこ」は熟女のサクラに多く付けられる名前です。「資産家の未亡人」みたいな設定になっている事が多いです。熟女系サクラは他にも「ふみこ」「みちこ」「みなこ」など「子」が付く名前が非常に多いという印象があります。

男性のサクラに多い名前

一昔前は男性のサクラなんていなかったんですが、今や女性ユーザーのみをターゲットにしたサクラ出会い系はゴロゴロあります。とはいえ、その数は男性ユーザーをターゲットにしたものと比べると僅かです。なのでランキングにするのは無理があると思いました。

近年の傾向としては…3年ぐらい前までは、蓮(れん)、悠(ゆう)、陸(りく)、翔(しょう)、樹(いつき)のような一文字の名前が多かったのですが、ここ2~3年では、陽翔(はると)、隼人(はやと)、健翔(けんと)、蒼馬(そうま)、蒼太(そうた)のような名前が多くなっています。

昨今の流行りなのか、最後が「と」で終わる名前が多くなっている印象です。「翔」という字が多めに登場するのは、間違いなく野球の大谷翔平選手の影響でしょう。ちなみに男性サクラも女性サクラ同様、フルネームを名乗ることは殆どありません。これは言うまでもなく口コミなどを調べられた時に、バレてしまうのを防ぐためです。

まとめ

出会い系のサクラというのは、その時代背景や風潮をモロに映し出します。例えばAという女性芸能人が売れれば、似たような名前を名乗るサクラが増え、流行りの漢字や文字数なども、世間とうまくシンクロナイズドします。趣味や職業も同様。タピオカが流行ればそれを大好物だとほざくサクラが増え、仮想通貨が流行ればそれで大儲けしたとうそぶくサクラが増えます。

大事なことは知識を時代に合わせてアップデートすることです。特にインターネットの世界は「ドッグイヤー」と呼ばれ、一般社会と比べて7倍の速度で進化・進歩していくと言われています。マッチングサービスに限らず、ネット上を上手く渡り歩くには、最低限の知識とマナーを身に着けることがとても大事です。終わり!!

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記事執筆者:鬼島慶介