オススメ神アプリ

そんなアプリはありません。

タイトルに釣られてクリックしてしまった人へ
あなたは今後、騙される可能性があります。
ざっとでいいので、以下を読んでおくことを薦めします。

【1】そもそもアプリはアダルトNG

AndroidであればGoogle Play、iPhoneであればApp Storeからアプリをダウンロードするワケですが、この2つというのは当然のことながらGoogleとAppleの厳しい管理下に置かれています。

アダルト的な要素は一切禁止され、新規申請時はもちろんアップデートの度に審査が入ります。
自社で勝手に内容を変更することすらできないのです。

たまにアダルティーな感じのアプリがリリースされることがありますが、すぐにリジェクト(配信停止)されます。
出会い関連のアプリは特に管理が厳しいことで有名で、ユーザーのカキコミ内容まで厳しくチェックされます。
アダルティーな書き込みを放置しているだけで、リジェクトされることがあるのです。

このような事情から、Google PlayやApp Storeで配信されているアプリで「都合のいい女」を作ることは、極めて難しいといえます。

【2】野良アプリはどうか?

GoogleやAppleを通さずに、自社サイトなどで配布されているアプリを「野良アプリ」といいます。
「恋人作りに最適」みたいなウリ文句でリリースされている野良アプリも数多く存在していますよね。
中には、Google PlayやApp Storeソックリのサイトを作って、そこからダウンロードさせているモノまであります。

そういった野良アプリの危険さは改めてここで言及するまでもないと思いますが、あえて言うなら「誰がいつ作ったか分からないモノを食べるくらい危険」です。
公式アプリの場合は、そのアプリがアクセスできる権限の一覧が表示され、気に入らなければそれらを与えずに使うこともできますが、野良アプリだとこの表示すらないことがあります。

つまり、本当にやりたい放題やられてしまう可能性があるのです。
今さらかもですが、野良アプリをダウンロードした場合は、以下のような被害に遭う可能性があります。

【野良アプリに潜む危険性】

個人情報が盗まれる
撮影されて流出する
ウイルスを仕込まれる
電話帳を全て盗まれて売られる
位置情報が第三者に送信される
SNSのアカウントを乗っ取られる
クレジットカード情報が盗まれる

ここまでをまとめると、大手2社から配信されているアプリだとアダルト要素なし、野良アプリに関してはまともに機能しているモノすらなし、となります。
そもそも、危険な野良アプリをダウンロードしてまで男性に会いたいと思う女性など存在するでしょうか?

【3】男性並に性欲が強い女性の割合は?

アシュレイ・マディソン

俗に言う「痴女」のような性欲が強い女性というのは存在しているのでしょうか?
もし存在しているのであれば、そのような女性が大勢いるアプリが存在する可能性があります。
それが分かるような面白い事件が起こりました。

2015年8月、カナダを拠点にする不倫専門SNS「アシュレイ・マディソン」がハッキングを受け、約3200万人分もの会員情報がダークウェブ上に流出しました。

アシュレイマディソンからデータを盗み出したハッカー集団「インパクトチーム」は、その公式声明の中で、
「約500万人は女性会員だったが、その内の90~95%はbotアカウントだった」
と述べています。
(botアカウント=サクラ)

さらに同時期、これを裏付ける報道がされます。
アシュレイマディソンに勤務していた女性社員が、
「会社から3ヶ月で1000件の女性のニセプロフィールを作るよう言われ、手にストレス傷害を負った」
と同社を提訴したのです。

「世界最大の不倫SNS」を豪語していましたが、蓋を開けてみれば男性会員しかおらず、女性会員は殆どサクラだったことが明るみになったのです。

ハッカー集団の言ってることが正しいとすれば、アシュレイマディソンには女性会員は25~50万人しかいなかった計算になります。
男性会員は2700万人ですから、女性会員が50万人だったとしても、その男女比は約「男性98:女性2」です。

1人の女性を50人の男性が奪い合う計算です。
日本よりも性に開放的であるとされる北米地域ですらこの数字ですから、日本に男性並に性欲が強い女性など、殆どいないことが予想できます。

男性が想像する「エッチな人妻」などは、漫画やAVの中だけに登場するファンタジーなモノであると考えているくらいが丁度良いのかもしれません。

【4】2chまとめ風 釣りサイト

2ちゃんねるまとめ風 釣りサイト

Google PlayやApp Storeで配信されている公式の出会い系アプリでさえ、95%以上がサクラ満開の悪徳アプリだというのは業界では有名な話ですが、一般の方はまだまだこの事実を知らない人が多く、騙される人が跡を絶ちません。
この原因の1つに、LP(ランディングページ)の精巧化が挙げられます。

最近の流行りは、上記にあるような2ch(5ch)まとめ風の釣りサイトからの誘導です。
2ch(5ch)のスレッドから抜粋したような作りですが、全て悪徳業者の自作自演です。
スレッド内の日付も、閲覧日の1~2日前になるように自動更新されます。

「即日でヤレたぜ」
「セ●レができた」

などの煽り文句とエッチな画像で男性ユーザーのモチベーションを高め、配信サイトまで誘導します。
全てウソっぱちなので、ダマされないようにしましょう。

【5】弘法サイトを選ばず

「弘法筆を選ばず」という言葉がありますね。
弘法大師はどんな筆であっても上手に書くという意味です。
この精神で、出会いも「弘法サイトを選ばず」でありたいものです。

ダメな人ほど、他力本願です。
ダメ男は、以下のようなことばかり考えています。

【ダメ男の頭の中】

「どのサイトが一番出会えるか?」
「どのBARがナンパ成功率が高いか?」
「どのナンパスポットが一番いいか?」
「どの婚活パーティーがマッチング率が高いか?」

魅力ある男性であれば、どのサイトを使ったって会えるし、どこでナンパしたって成功します。
自分が努力することをせず、ツールばかりを追いかけている人は、今後も同じ所をグルグル回り続けることになるでしょう。

出会い系に関していえば、もちろんサクラサイトは論外ですが、一般に「出会える系」と呼ばれているところであれば、どこを使ったってハッキリ言って大差ありません。
どのサイトがいいか?なんて考えてるヒマがあったら、自分磨きをしたり、1枚でも良い顔写真をアップしたりした方がいいでしょう。

【6】妄想から開放されよう

「超エッチな女性がどこかにいて、ボクの全てを受け入れてくれる」
そんな風に考えている男性は、おそらく一生騙され続けます。

コンテンツや商品を提供する側は、アプローチの仕方を変えることで、その価値を上げる事を常に考えているからです。
実際に「野菜ジュース」を「スムージー」と呼んだだけで買う人が増えたりします。

洗剤だって、粉が液体に変わり、今はボールみたいになっています。
このような現象は「何もかもを真っ白にしてくれる洗剤が、この世のどこかに存在する」と妄想してる人がいる限り、永遠に続きます。

「出会い系サイト」だって同じです。
「マッチングアプリ」と呼び方が変わっただけで、利用者が増えました。
しかし「本質的なものは何も変わっていない」ということに気付かないと、色々なことが堂々巡りになります。

妄走族から足を洗いましょう。
「運命の人」や「生きる意味」を探したりする事もできればやめましょう。
地球上にいる70億人の人全員に「運命の人」や「生きる意味」があると考える方がナンセンスです。

妄走族を卒業して、現実を見る。
そこではじめて、クリアな恋愛市場・婚活市場の視界が見えてくるのではないでしょうか?

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記事執筆者:鬼島慶介