人工衛星GPS

一昔前の出会いアプリのGPS機能といえば、立入禁止区域や山の頂上付近に人がいたりと、誰でもおかしいと分かる点がいっぱいあったんですが、最近はかなり修整されてきているため、また騙される人が増えているようです。

しかしやはり、リアルでないものをリアルに見せるのには限界があります。
今回は実際のGPSの画面を見ながら、それらのウソを暴いていきたいと思います。

【1】夜中の2時のスクリーンショットを見てみよう

小樽市中心部ココマップ
北海道おたる市(人口12万人)の中心部ですが、どう考えても人の数が多いです。
そもそもGPS機能は、電池の減りが早くなるのでOFFにしている人が多いです。
特に女性は自宅バレなどを恐れて、殆どの人がOFFにしています。

JR新宿駅周辺ココマップ
東京都新宿区の新宿駅周辺です。
新宿駅西口(画面左側)はオフィス街なので、夜中はゴーストタウンのようになるのですが、これを見ると大勢いますね。
ちなみにこの絵面、昼間とまったく同じです。ウソ丸わかりです。

仙台駅周辺
宮城県仙台市の仙台駅周辺です。
実際の駅前には人の気配は殆どありませんが、GPSで見ると沢山います。
何度も言いますが、夜中の2時です。
全て捏造されたものだとわかります。

仙台駅の中
仙台駅の中をズームアップしてみました。
おや?夜中なのに、駅の中に女性がいますね。
掃除のオバチャンに、この出会いアプリのユーザーがいるのでしょうか(笑)

天皇陛下の家、皇居の中
最後は極めつけ、皇居です。
もしこれが本当なら、天皇陛下も出会い系アプリを使っているということになりますね(笑)
こうして見てみると、矛盾だらけだとわかります。

【2】デザインだけでサクラアプリだと見破れる

マッチングアプリを使ったことのある人であれば分かると思いますが、GPS画面のデザインというのは、どこも似たり寄ったりです。
これは、同じシステム会社が作っているからです。

サクラアプリの製作会社は大きなところが3つあるようで、必然的にGPSの画面も3種類に絞られてきます。
多くのマッチングアプリで見られる以下のデザインは、これらの会社が作ったものであり、決して会うことのできない悪徳アプリです。

まち針タイプ
【A社】まち針タイプ

男女のマークタイプ
【B社】男女のマークタイプ

穴空きタイプ
【C社】穴空きタイプ

【3】すれ違い機能もデタラメ

GPS同様「すれ違い機能」も殆どがウソです。
すれ違い機能とは、該当する異性と一定の距離になった時に知らせてくれるという機能で「すれ違い通信」などともよばれています。

サクラアプリではよく女の子から
「近くにいるみたいだね?」
などとメッセージが届きます。

そもそも、女性から積極的にメールが来る事自体がおかしいと思わなければいけません。
街で女性から逆ナンされるほどのイケメン男性ならともかく、そうでないのなら相手の女性はサクラ or 援助交際目的の女性と思って間違いないでしょう。
このあたりの根本的な事を理解していない人は、何度でも騙されます。

恋愛市場において、需要がある男性というのは極々一部で、残りの男性は自ら需要を作り出さなければなりません。
需要がある男性というのは、私生活でも引く手あまたのハズで、そもそも出会い系アプリなどやっていません。

プロのナンパ師でさえ、100人声をかけて、成功するのは2~3人だと言います。
出会い系の場合はもう少し確率が高いかもしれませんが、粘り強く女性にアタックする根気と根性がない人は、出会いアプリどころか、何をやってもダメだと思います。

【4】新しいものには悪が潜んでいる

新しいもの好き&真面目な日本人。
日本は世界的にも詐欺が多いと言われていますが、それは裏を返せば、それだけ騙される人(真面目な人)が多いという事です。

「新しいもの」は、常にこの国の詐欺師のターゲットにされています。
いや、騙すために新しいものを作り出していると言った方がいいかもしれません。

若い頃は、テレクラで騙され
続いて、客引きのキャッチに騙され
出会い系サイトで騙され
出会いカフェで騙され
情報商材で騙され
ライブチャットで騙され
出会い系アプリで騙され
etc・・・

そんな風に、新しいモノが出る度にそれに便乗して、そして騙されている人をよく見かけます。
極度の保守主義もよくないと思いますが、新しいモノに挑戦する時は、ある程度調べてから利用するようにしましょう。