待ち合わせ場所でお互いを探している若い日本人の男女、2人共にスマホ片手に相手を探している

ども、あなたの鬼島慶介です♪僕の所には未だに毎日のように、「●●というサイトにサクラはいますか?」という質問メールが届きます。毎日同じような内容をやり取りするのもいい加減に疲れてきたので(汗)、コラムに書いておくことにします。

【1】この10サイト以外は全部悪徳!

会える大手10サイトのキャプチャ画像
※会える10サイト(スマホ版のキャプチャ)

まともな出会い系10傑

■ワクワクメール(550909.com)
■PCMAX(pcmax.jp)
■Jメール(mintj.com)
■YYC(yyc.co.jp)
■イククル(194964.com)
■ハッピーメール(happymail.co.jp)
■ASOBO(aso-bo.com)
■シンシアリーユアーズ(lvs.jp)
■出会いネット(deainet.jp)
■エキサイトフレンズ(friends.excite.co.jp)
※誘導するのが目的ではないのでリンクは貼っていません

婚活サイト(pairs や youbride など)を除けば、上記の10サイト以外の出会い系は、出会い系として機能していません。つまり、ほぼほぼサクラ満開だということです。厳密にはもうちょっとあるのかもしれませんが、あえてそういうグレーなサイトにチャレンジする意味はないと思います。

ちなみに上から6つ(ワクワクメール~ハッピーメール)はこの業界では昔から「大手六社」と呼ばれています。ハッピーメールは、一時期は非常に勢いがありましたが2015年に社長が「売春防止法違反幇助」の疑いで逮捕されてからは失速しました。サクラはいませんが未だに援デリ業者がウヨウヨいるので、あまり反省はしていないのかもしれません。(事件以後は当サイトのランキングからも除外)

料金を気にせずにじっくりと相手を選びたいという方は、定額制のところ(シンシアリーユアーズ)がいいでしょう。ただ、そこまで盛り上がってはいません。コスパ重視で選ぶのあれば、やはり大手六社の中からがいいです。僕のオススメは、やはりワクワクメールとPCMAXです。この2つは業界でも昔から「ツートップ」と呼ばれています。

【2】新規オープン&リニューアル=悪徳

上記の「まともな出会い系10傑」の創業年を見てみると、どのサイトにも歴史があることがわかります。全てのサイトが20年以上運営されているのです。

10傑の創業年

■ワクワクメール(2001年創業)
■PCMAX(2002年創業)
■Jメール(2000年創業)
■イククル(2000年創業)
■YYC(2000年創業)
■ハッピーメール(2000年創業)
■ASOBO(2001年創業)
■シンシアリーユアーズ(旧ラブサーチ)2001年創業
■出会いネット(サービス終了)
■エキサイトフレンズ(サービス終了)

これは出会い系サイトがまともに機能するまでには、それなりの年数がかかる事を意味しています。なんといっても、女性会員を増やすのが難しいのです。男性は、ちょっとスケベ心が刺激されればホイホイ登録してしまいますが、女性はそうではありません。街看板、雑誌、TVCM、SNS、ネット動画、アドトラックetc…色々なところで宣伝して警戒心を解き、信用度を上げてやらないと登録しません。

女性に認知・信用されて会員数が増え、ある程度出会い系サイトとして機能するような男女比なるまでには、想像を絶する努力が必要といいます。ワクワクメールの広告担当の最高責任者である「N保さん」という方と話をした事があるのですが、「運営開始から5年間は赤字だった」と言っていました。

つまるところ、新規オープンやリニューアルをした出会い系というのは、サクラ満開か、ほぼほぼ使い物にならないレベルだと思って間違いないです。リニューアルに関しては、悪徳サイトが悪評をリセットするために行う事が殆どなので、もはや議論の余地もありません。100%悪徳と言っていいと思います。

【3】サクラ率は0% or 100%

出会い系サイトには、大きく2種類あります。それは「サクラ0%」か「サクラ100%」のどちらかという事です。「サクラ50%、一般人50%」のようなサイトは存在しておらず、「全てサクラ」か「全て一般人」のどちらかのサイトしかありません。僕はこの10年で、述べ1万以上の出会い系を見てきましたが、この2種類以外は見たことがありません。

システム的にも、サクラと一般人を混在させるというのは難しいんじゃないかと思います。おそらく、そういうシステム自体が販売されていないと思います。従って、やり取りしている相手がサクラだった場合、他の異性会員も全員がサクラです。そして、世の中にある99%以上の出会い系サイトは、サクラ100%です。

【4】最新のサクラの手口を公開します

偽者プロフ ニセブログ
※サクラのニセプロフサイト

悪徳業者も日々研究し、次々と新しいカモ探しの手口を編み出しています。ついでなので、最新のサクラの手口も公開しておきます。出会い系で遊ぶのであれば、知っておいて損はないと思います。最近流行っているのは、なんといっても「LINE誘導」です。一旦ラインでやり取りすると「サクラじゃないんだ」と安心するユーザーが多いからです。

まずは迷惑メールや迷惑LINEで、
「LINE公式ご近所マッチングしました…」
「メアドがあったので連絡してみました…」
「アプリ同期したら連絡先に追加されて…」

などの文面で注意を引き、LINEでのやり取りに移行。

そこから上記のニセのプロフサイトなどに誘導し、最終的には空メールを送らせてサクラ出会い系まで誘導するという手口が主流です。信用させるために、サクラが大手ブログサービスで普通にブログを書いている場合もありますし、SNS(X、TikTok、Instagram等)のページを持っているケースもあります。

音声ファイルや動画をアップしている事もありますし、LINEの無料通話をかけてくることもあります。(ただしこれはポーズで殆どがワン切り)また、ニセプロフサイトのデザインがインスタグラムとソックリになっていたり、「インスタグラムプラス」みたいになっていて、あたかも姉妹サイトのように装っていたりする事もあります。

ちなみに、ネット上に無数にある「LINE ID交換掲示板」などにIDを載せている女性は、99.9%以上サクラです。(男性は、大半が素人だと思いますが…)メール、LINE、SNS、テレグラム、メッセンジャー(Messenger)などで何日も無料でやり取りし、信用させてから落とし込むという非常に回りくどい事もやってきます。とにかく最近のサクラは、非常に手が込んでいるのです。

【5】何もかもが大手サイトとソックリ

大手出会い系はもとより、大手SNSや有名WEBサービスとまったく同じサイト名にしている悪徳サイトが沢山あるので、この場で注意喚起させてください。

確認されているところでは、Google Play(グーグルプレイ)、iTunes Store(アイチューンズストア)、note(ノート)、LINE(ライン)、goo(グー)、Excite(エキサイト)、Pairs(ペアーズ)、mixi(ミクシィ)、mixi2(ミクシィ2)、Threads(スレッズ)などです。

デザイン&ロゴマークなどが本物ソックリに作ってあったり、ヘタすると本物サイトから盗んで無断使用していたりします。ドメインなども、アルファベットのO(オー)を数字の0(ゼロ)にしたり、アルファベットのl(エル)を数字の1(いち)にしたりなどしてて、パっと見は同じようにみえるように工夫されています。「詐欺師のアフォー知恵袋と」僕は呼んでいます。

アプリに関しても、KakaoTalk(カカオトーク)やWeChat(ウィーチャット)といった有名どころと同じような雰囲気で作られていたりするので、よく見ないと本家と間違ってダウンロードしてしまいます。

HTMLメール(画像付きのメール)なども、本家とソックリに作られていたりします。そういうのは殆どが迷惑メールフォルダに入れられているのですが、好奇心旺盛な人は、ついうっかり見てしまうようです。登録しているメールマガジンや、しっかりとした企業が送っているメールが迷惑メールフォルダに入ることはまずないと知りましょう。

【6】絶対に会える出会い系など存在しない

「絶対に会えるサイトを教えてください」という質問もよく頂きます。いやいや、ちょっと待ってくださいと。。。サクラに騙されてきた人などは、そういう事を聞きたくなる気持ちもわかりますが、そういう人は考え方を根本的に変えた方がいいです。

こういう質問をしてくる人というのは、「誰とでもいいからエッチしたい」みたいな女性が世の中に沢山いると仮定して、そういう女性と知り合うチャンスを伺っているんだと思います。しかし、そんな女性は実際にはいません。AVとか、エロ漫画の見すぎかと思います。いや極少数はいるかもしれませんが、本当に極少数なので、知り合うのは難しいでしょう。

「絶対に会えるサイト」とか「絶対に成功するナンパスポット」とか「絶対に落とせる口説き文句」とか、そんなのあるワケないです。相手は生身の人間です。逆の立場になって考えてみればわかるのではないでしょうか?

【7】結婚相談サービスは最終手段と考える

大手マッチングサービス
※結婚相談所 大手10サイト(スマホ版のキャプチャ)

最近は出会い系を婚活のツールとして使う人も増えてきました。その流れで、結婚相談サービスにも手を出す人がいるのですが、これは最終手段と考えた方がいいと思います。その理由の第一は、やはり割高な料金です。以下は、大手結婚相談サービスの入会金も含めた最初の1年間の最低活動費用です。

大手10社 1年間の最低活動費

■WeBCon=324,000円
■エン婚活=166,104円
■ツヴァイ=236,520円
■ノッツェ=226,060円
■サンマリエ=336,960円
■IBJメンバーズ=372,600円
■楽天オーネット=294,624円
■クラブオーツー=289,000円
■パートナーエージェント=342,360円
■ゼクシィ縁結びカウンター=239,760円

最初の1年間で、男女共にこれだけの費用がかるのです。さらに、お見合いの度に「お見合い料」、イベントがあれば「イベント参加費」、結婚すれば「成婚料」がかかります。成婚料は安いところでも5万円、高いところだと100万円以上取られます。

第二の理由は、結婚相談サービスには、あまり魅力的な人がいないということです。言い方は非常に悪いですが、出会い系やマッチングアアプリをやって、ダメだった人が最終的に行き着く場所なのです。これは話すと長くなるので割愛しますが、結婚相談サービスには魅力的な人はいないので、ダラダラと婚活を続ける事になってしまうのです。

必然的に年齢層も高く、20~30代は殆どいません。メンイは40~50代で、リタイヤ組(65歳以上)も珍しくありません。本当にお金に余裕がある人ならいいかもしれませんが、普通の人にはちょっと色々な意味で敷居が高いです。

出会い系サイト、マッチングアプリ、お見合いパーティー、婚活バスツアーetc…どのような手段で恋人探し・結婚相手探しをしてもいいと思いますが、上記のような結婚相談所サイトを利用するのは、最終手段と考えていただきたいと思います。

さて、なんだかダラダラと書いてしまいましたが、上記に書いたことを最低限頭に入れていただいて、楽しく恋活・婚活をしていただきたいと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

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記事執筆者:鬼島慶介