結論:ありません。
おいおい終わっちゃたよ…。
まあこれだけだと不安な人が多いと思うので「なぜ来ないのか?」という理由について、ちょっと深掘りして説明してみたいと思います。
【1】法律に違反する事はしないから
意外に思われるかもしれませんが、サクラ出会い系事業者は日本の法律をわりとしっかり守っています。もちろん、全ての業者が完全に法律を遵守しているかというとそうではありませんが、大半の業者は極端に違反するようなことはしていません。
「サクラを使ってる事自体が違法じゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、違法ではないのです。実は日本には、サクラを規制する法律は存在していないのです。
その理由は、もしも仮にサクラを規制してしまうと、結婚式場で人数合わせのために登場するサクラや、ラーメン屋の新規開店時に並ぶサクラも検挙の対象となってしまうからです。
彼等は迷惑メールは日本の法律が及ばない海外から送っていますし、誘導用のメディアは第三者機関に任せています。会社だって一応はきちんと登記されています。犯罪者の思考ではないので、あまり逸脱した事はやってこないのです。
【2】逮捕されるのがイヤだから
彼等が法律をそこそこ守っている理由は、言うまでもなく逮捕されるのがイヤだからです。ま、当たり前の話ですよね。
「悪徳業者」と聞くと凄くダークなイメージを抱くと思いますが、大抵は普通のビルに普通のテナントとして入っていて、見た目は普通の妻子持ちのオジサン達が働いていたりします。「失うものは何もない」ようなアウトローな人種ではないのです。
さすがに大企業とまではいきませんが、そこそこの規模の会社である事も多く、広告代理店やデザイン会社を兼営していたりする事もあります。「真人間」とは言い難いですが、周囲にはそう思われてるでしょうから、刑務所に入るような事はしないのです。
【3】債権回収が割に合わないから
このページを見ている人はサクラ出会い系や悪徳アプリの後払いを踏み倒そうとしたり、文字化け解除料金を請求されたりしている人だと思います。金額は、せいぜい数万円程度…多くても10万円ぐらいでしょう。
そのような金額を回収するために、わざわざユーザーの自宅や職場を訪れるというのは愚の骨頂で、とてもじゃないですが割に合いません。数百万円~数千万円という金額であれば話は別になってくるかもしれませんが…。
そして、そもそも債権の回収は、国が認可した業者でないと行うことができません。勝手にやると逮捕です。そのようなアフォな行為を、わざわざするワケがありません。
債権管理回収業の営業を許可した株式会社一覧 – 法務省
https://www.moj.go.jp/housei/servicer/kanbou_housei_chousa15.html
【4】全員が顔出しNG設定だから
古今東西、今も昔も、悪いことをしている連中というのは顔を出したがりません。どんな事件でも、警察に逮捕されて連行されている時に堂々としているのは極一部で、殆どの人は上着などで顔を隠していますよね。
サクラ出会い系事業者と思しき会社のHPを数限りなく見てきましたが、社長や社員が顔出ししているのを僕は一度も見たことがありません。サクラ行為が違法ではないにせよ、やはり悪いことをしているという自覚があるんだと思います。
彼等は、自分の職業と顔が結びつくのを極端に嫌います。ユーザーの元に訪れるのは、自ら犯罪者だと名乗り出るようなもので、そのような愚行は普通の感覚であればしないでしょう。
【5】実際に自宅に来たことがないから
僕は12年前にこのサイトを立ち上げて以来、3万人以上の方から相談メールをもらい、80万件以上のコメントをいただいていますが「悪徳業者が家に来た」と言った人は1人もいません。ネット上もくまなく検索してみましたが、そのような被害報告をしている人はいませんでした。
自宅の壁に「金返せ」などと張り紙をされ、職場に変な噂を流されたりしないか心配だという人は、おそらくドラマの見すぎです。昭和の時代は、そのようなこともあったかもしれませんが、令和の現代では、そのような珍妙無類な行動をする人はいないでしょう。
【6】裁判すると言われた場合は?
長年この業界を見ていますが、大手マッチングサービスも含めて、運営者側の顧問弁護士に訴えられたとか、裁判になったとか、実際に慰謝料を払ったとか、そういう話は一度も聞いたことがありません。サイト内で顧問弁護士からメッセージが来ることもありますが、99%偽者です。
当サイトで僕が「悪徳」だと断言しているサイトやアプリに登場してくる弁護士に関していえば、100%ニセモノです。確かに悪徳業者の顧問をしている弁護士はいます。しかしそれは、ユーザーからの返金依頼などのトラブルに対応するためであって、ユーザーを脅すようなバカな弁護士はいません。
サクラ出会い系に登場してくる弁護士は決まって、名字しか名乗りません。たまにフルネームを名乗りますが、検索しても日弁連のページや所属事務所のHPなどがHITしません。ただの成りすましなのです。「契約義務違反」だの「契約不履行」だの、もっともらしい単語を並べてきますが、ただの脅しなのでスルーでOKです。
改めて結論!サクラ出会い系業者が自宅や職場に来たり、訴えられた裁判になるような事は100%ありません。安心しておやすみください。
【オマケ】後払いは踏み倒してもOK!?
サクラサイトや支援詐欺サイトの後払いは、踏み倒しても大丈夫です。というか、払ってはダメです。なぜなら、詐欺業者だと知った上で課金すれば、それは詐欺に加担したのと同じになってしまうからです。
そもそも「後払い制度」がある出会い系サイトやマッチングアプリで、まともな所を僕は知りません。後払いがあるのは急かして焦らせて、ユーザーの判断力を鈍らせて課金させるためであって、まともな業者はそういう事はしません。
「弊社の顧問弁護士に相談します」
「あなたの周囲の人にバラします」
「訴訟を起こして裁判になります」
「銀行口座を凍結・差し押さます」
「あなたの職場までお伺いします」
などと上記の「牧野結衣」みたいな感じで脅してきますが、全て払わせるためのハッタリなので華麗にスルーしましょう。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!!
以下のソーシャルボタンから共有していただけると非常に嬉しいです!!
今、厚生労働省から「機密臨時支援金を振り込みます」と来てます
私はバカだから、本気にしてしまいました
「あと4万円分のポイントを購入すれば5億円の支援金が振り込む」と、しつこく来てますが本当ですか?
すいません
佐戸井幸一さんへ
嘘です!
5億円の支援金が振り込むなんて、どう見たって嘘でしょう!
課金してたらこちらをご覧になって、詐欺師にバレないよう水面下の元で返金活動してください。
■出会い系で被害に遭った場合の相談先
https://onijima.jp/?p=2976
課金してなければこちらをご覧になって、迷惑メール対策してください。
■迷惑メールを高確率で止める方法
https://onijima.jp/?p=3856
政府が10万円給付した時を思い出してください。
今の政府が5億円、平民の国民によこすと思いますか?
智樹って人からインスタでDMがきて、色々話していき、脅しだろう。嘘だろうと思いつつも、信じてしまい… 20ムーンまでして、免許証まで送ってしまいました。
その後、50ムーンが必要と言われ、次々にされやっぱりおかしいと思い、私も子供がいるので50ムーンまではしませんでしたが。免許証を送ってしまい、被害がないか不安でたまりません。
私一人じゃなくて、子供も二人いるので不安です。大丈夫でしょうか。
ちび丸さん
https://onijima.jp/?p=90726
のことですよね?
まったく問題ありません。
同じ質問が多いので、コラムにしてあります。
https://onijima.jp/?p=13554
ありがとうございます。
おかげで安心しましたし、スッキリしました。一体誰についてる人だろうと思いながら読みました。本当にありがとうございました。
鬼島様、
今回は質問ですが、スレ場所違いならすいません。
今でも悪徳業者の顧問弁護士なんて存在してるのでしょうか?
もしいるのならば、一般的な民間企業よりは給料が良いからなのでしょうか?
そうでもしないと、弁護士で生計立てて行くのは困難なんでしょうか?
そんな悪徳弁護士なんてバッチ剥奪モンだと思うのは、間違いなんでしょうか?
ダーイシ様
残念ながら現在でも悪徳業者の顧問弁護士は数多くいます。
「顧問」でなくとも、多くの悪徳業者からの依頼を手広く受けている弁護士もいます。
理由はご推測通り、そうでもしないと稼げないからです。
地方の弁護士さんなんかは、年収が200万円以下の人もいるとか…。
もちろん悪徳業者側につく弁護士は、頻繁に懲戒を喰らいます。
懲戒を喰らうと悪評が立つ→普通の仕事が来なくなる→悪徳業者からの依頼を引き受けざるを得なくなる
という悪循環に陥ります。
以下、参考記事を貼っておきます。
『弁護士懲戒王座(個人)決定戦』
https://jlfmt.com/2021/02/09/46234/
鬼島様
回答及び御教示ありがとうございます。
参考記事添付もありがとうございます。
今後も色々と学ばせて頂きます。