出会い系のサクラの見破り方

どうも、あなたの鬼島慶介です♪
「出会い系のサクラの見破り方」なんていうコラムはWEB上に死ぬほどあると思うのですが、詐欺師の手口も少しずつ進化してきてるので、ユーザー側も情報のアップデートが必要です。

美男美女すぎるとか、金持ちすぎるとか、他サイトに誘導するとか、そういう当たり前のことは置いておいて、今回はあまり知られていない最新のサクラの手口や特徴などを紹介していきたいと思います。
出会い系ユーザーは、一読願います。

【1】名前がイニシャル

サクラの名前はイニシャルが多い
実際のサクラ画像

マッチングアプリなどに潜んでいて、そこから誘導するサクラは名前がイニシャルなどになっていることが多いです。上記は某マッチングアプリにいた「ひさと」というサクラですが、名前が「Hs」となっています。
短い名前にするのは言うまでもなく晒し対策(風評被害対策)です。

【2】顔写真が微妙に横長・縦長

写真が微妙に縦長横長になっているサクラ画像
実際のサクラ画像

出会い系サイトやマッチングアプリをしていると
「あれ?写真の縦横比おかしくない?」
と思う人に出くわすことがあります。

実はそれこそがサクラの証。
サクラ出会い系業者は、画像検索などで元画像がHITしないよう、写真を左右反転させたり、関係のない文字列を挿入したり、縦横比をズラしたりしているのです。
上記は実際に使われていたサクラ画像ですが、よく見ると意図的に縦や横に引き伸ばしたり、無駄な装飾を施しているのがわかります。

【3】流行りの芸能人と名前が一緒

近年の検索エンジンは「同じ情報ならば新しいものほど上位に表示する」というアルゴリズムを備えています。
たとえば、「木村拓哉」と検索すれば、木村拓哉さんの最新のニュースやゴシップ記事などが表示される仕組みになっています。

これを逆手に取り、サクラ出会い系業者はSNSやニュースなどで頻繁に取り上げられている旬な芸能人と同じ名前を付けます。
その方が、悪評を隠蔽できるからです。
2022年時点だと、以下のような名前が多く使われています。

■女性サクラによく使われている名前
あや(上戸彩)
ゆい(新垣結衣)
りな(川栄李奈)
りほ(吉岡里帆)
みお(今田美桜)
まい(白石麻衣)
みなみ(浜辺美波)
ゆうこ(新木優子)
はるか(綾瀬はるか)
えりか(沢尻エリカ)

■男性サクラによく使われている名前
健(けん)
仁(じん)
智(とも)
准(じゅん)
真(まこと)
翔(しょう)
瞬(しゅん)
司(つかさ)
優(まさる・ゆう)
亮(りょう・あきら)

男性サクラに関しては、昔から上記のような一文字の名前がよく使われます。
文字数が少ない方が、検索した時にHITしづらいからです。
名前が一文字でイケメンだったら、かなりの高確率でサクラと思った方がいいでしょう。

【4】インスタグラムからの誘導

イケメンの蒼汰
蒼汰(@zquwgwoijz)Instagram写真と動画
https://www.instagram.com/zquwgwoijz/

近年多いのが、インスタグラムから誘導するサクラです。
まだあまり知られていないだけに、猛威を振るっています。
まさかインスタグラムで繋がった友達がサクラだなんて…思わないですものね…。

上記は実際のサクラのアカウントです。
日本人と雰囲気が似ている中国人や台湾人あたりのモデルさん等の写真を勝手に引用して、更新されている場合が多いです。

サクラのインスタアカウントの特徴としては、
[1]万人ウケしそうな美男美女である
[2]フォロー中が多くフォロワーが少ない
[3]住所を特定できる写真がほぼない
[4]会社名や勤務先等が一切書いていない
[5]全体的に明るく爽やかな雰囲気
などが挙げられます。

DM(ダイレクトメッセージ)から「LINEでやり取りしない?」などと持ちかけ、最終的にはニセのプロフサイトから空メールを送らせて誘導するパターンが定番です。

【5】フェイスブックからの誘導

フェイスブックにいるサクラのアカウント
実際にFacebookにいたサクラの顔写真

フェイスブック自体のアクティブユーザー数が減っているので、一時期よりはだいぶ下火になりましたが、フェイスブックから誘導するサクラも未だに存在しています。

Facebookサクラの特徴としては、友達申請後の誘導の時に「本名は●●なんだ」と高確率で違う名前を言ってくることです。
名前を切り替える理由は、相手に親近感を抱かせるためと、悪評を分散するためです。
名前が複数あればあるほど、またそれがありふれていればいるほど、情報としてはインパクトに欠けますから拡散されにくいです。

また最近では、直接誘導するというよりは、宣伝目的で使われることが多いです。
友達を沢山作って、そこでステマ的な投稿をすれば、その友達の友達のタイムラインまで載る広告を打つことができるからです。
フェイスブックにはこのような「誘導しないサクラ」が増えています。

【6】ニセの公式LINEからの誘導

LINE公式を名乗る偽物アカウント
悪徳業者が実際に使ったアイコン

LINE誘導はもはや定番ですが、中でもタチが悪いのが、さもLINE株式会社が送ったかのように見せかけて誘導する手口です。
上記は実際に業者が使ったアイコンです。

アカウント名は「LINE公式アカウント」「公式LINEキャンペーン」「公式LINEマネー」などとなっています。
副業詐欺サイトに誘導するパターンも散見されます。

「LINEすれ違い機能より、お知らせです」
「ご近所アシスト機能が追加されました」
「あなた宛の友達リクエストが来ています」

などという件名で、いかにもLINEが出会いを仲介するような言い方をしてきますが、もちろん全部ウソです。
LINEは出会い系ではないので、男女の出会いを仲介したりとか、そういった機能を追加することは今後も絶対にありません。

【7】サクラの多い婚活サイトランキング

最後にサクラが多く潜んでいる婚活サイト(アプリ)を紹介しておきましょう。

【1位】Pairs(ペアーズ)
【2位】ゼクシィ縁結び
【3位】Omiai(おみあい)
【4位】Match(旧マッチドットコム)
【5位】YYC(ワイワイシー)

僕の雑感ですが、たぶん合ってると思います。
やはり、真剣に婚活をしている人が多いサイトが上位にランクインされています。

それぞれのサイトの名誉のために一応言っておきますが、サイトが雇ったサクラがいるのではなく、悪徳業者が自サイトに誘導する目的でサクラを潜り込ませているという意味です。
サクラに注意して快適な婚活ライフ・出会い系ライフを送ってください。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!!
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記事執筆者:鬼島慶介